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    格納容器内の惨状 福島第一1号機

    • 2015.04.20 Monday
    • 17:59

    格納容器内の惨状 福島第一1号機

    ロボットが撮影した福島第一原発1号機格納容器内の画像。湯気が上がり放射線量は毎時9.5シーベルト(9500ミリシーベルト)を示している=東京電力提供

    写真

     東京電力は十三日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内で実施したロボット調査で、最大で毎時九七〇〇ミリシーベルトの放射線量を計測したと発表した。人間がここにいれば、四十分ほどで死亡するレベルだが、東電は「想定したより高くなかった」と説明した。

     調査は十日、格納容器の配管から筒状のロボットを入れ、遠隔操作して作業用の足場を走らせた。しかし、十五メートルほど進んだところで動けなくなった。ロボットは放棄されたが、格納容器内の映像や線量、温度のデータが得られた。

     東電が公開した映像を見ると、大きな損傷はなさそうだが、足場には破片が何個も落ち、湯気が立ち上っていた。容器内の気温は一七・八〜二〇・二度。放射線は毎時七〇〇〇〜九七〇〇ミリシーベルトあり、映像のノイズがそのすさまじさを物語っていた。

     調査には、作業員四十四人が参加した。作業員の被ばく線量は、ロボットの投入を担当した作業員の一・七三ミリシーベルトが最大だった。

     同型のロボットはもう一台あり、東電は足場を反対方向に走らせ、全周を調べたいとしている。

     溶け落ちた核燃料や汚染水がある下部への入り口をしっかり調べ、今後の本格的な調査につなげたいという。

     映像は、東電のホームページ(photo.tepco.co.jp/index−j.html)「原子炉格納容器内部調査技術の開発」(四月十三日)で見られる。

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